suimin-ing-days

一に睡眠、二に睡眠、三、四睡眠五睡眠

20170427

この日は朝一番に都内へ赴いた後、すぐに地元の方へ戻り説明会を受けた。

移動時間を考慮すると都内からとんぼ返りしなければならなかった。

 

昼食を食べる暇がなかったので、二社目への電車を待つ駅のホームでソイジョイを食べた。
なるべくがっつかないように、袋の中で小分けにしてから口に放り込んだ。
そのとき交通費を無駄にしてしまったなあ、とふと思った。予定を逆にすればよかったのだろうが、確か開催時間が限られており難しかったのだと思う。

電車に乗り込んで少しすると、今さっきソイジョイを食べたばかりなのに物足りなさを感じた。 齢21なので明らかに成長期は過ぎているはずなのだが、身体はまだタンパク質と炭水化物を求めている。

 

説明会中。 ヴー、ヴー、とスマートフォンのバイブレーション通知が鳴る。

誰だよ、こんなところで鳴らすのーーー私だった。
スーツのポケットにスマホを入れたままだった。加えて、建物に入る際入り口を間違え慌てていたため機内モードにするのを忘れていた。
おそらく、先日受けた筆記試験の結果連絡だろう。スマホの振動が椅子を伝うことで大きな振動にはなっていなかった。

適当な瞬間が経つと振動は止んだ。説明している社員の人は、あるいはほかの学生は気付いていたのだろうか?
そんなこと考えても分かるはずもないため、仮に誰か気付いていたとしても知らないふりをしていてくれてよかった、と思うことにした。

 

早めに帰宅したが何かをやる気にもならなかったので、暫く家の布団の中に入ってスマホを見ていた。だんだん眠くなってきたので、目を閉じて眠ることにした。

幸せな、睡眠だった。

 

 

20170427