suimin-ing-days

一に睡眠、二に睡眠、三、四睡眠五睡眠

人は簡単に忘れるということ

 ”人間は、そもそも忘れる生き物である。”

これはいろんな人が科学的に言っていることです。

それがプラスに働くことももちろんある。忘れるからこそ、辛いことがあってもそれより楽しいことを想像して気が付くと楽しくなってる。辛いことなんかすっかり忘れて。

 

楽しそうなこと、やりたいこともすっかり忘れてしまうということ

 

やってみたいこと。

やらなくてもいいけど、やったほうが絶対楽しいこと。
もしくは、皆の為になると思うこと。自分の為ににやらなくちゃいけないこと。
いろいろ、沢山あります。

例えば私だと、映画だけでも見たい作品がざっと20タイトル。テレビの録りだめも見たい。
せっかくkindle買ってダウンロードもしたから、どんどん読み進めたい。

こういうことを考えているときは大抵ワクワク、うずうずします。早く取り掛かりたい!という気持ちでいっぱいになります。

でも少し経ったとき、下手すると10秒後くらいにはにはすっかり忘れてしまう。 
主に目前の「絶対やらなきゃいけないこと」に押されて。

あんなにやりたいこと、ワクワクすることなのに。

そんなことをふと感じたのは、意外にも学校の学期の授業が終わって少し暇になったとき。今ですね。

なんでだろうと考えると、私は学校に行くことをしてる間(授業中のちょっとした時間や電車を待つ時間とかに)やりたいこと、今の状況などをぼーっと考えることが多いから。かもしれないと思いました。

 

とにかく、私たちはすっかり忘れてしまうということ。

それは非常に勿体無いということ。優秀な人達にとっては、特に。

 

目標を”忘れず”に、持ち続けるということ

それと同じ思いで少し前、「目標を持ち続けること」といった内容を話しました。

授業内で一人一回、2分程度のスピーチする機会があったからです。

そのスピーチ、原稿ほぼそのまま載せます。

正直抜け漏れはあるかと思います。スピーチ当日の明け方4時に唸りながら作ったので…笑

よければそのままお読みください。

 

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 (挨拶)

 
 
今日は最後ということで何を話そうか悩んだんですけど、これまでの簡単な振り返り と これからに向けてを話していきます。
 
今日で最終授業です。そこで、皆さん少し今日までの授業のことを振り返ってみてください……
みなさんにとって、この授業はどのようなものでしたか?
 
少しだけ、私の話をすると、私にとってこの授業は「よりレベルの高い学びの場」になったと思います。
それは、ここにいる皆さん。
クラスの一人ひとりがストイックに、お互いを尊重しながら授業に取り組んでいたからこそだと思います。
本当にありがとうございます。
 
そして学びの場であるこの授業で私が学んだこと。
いろいろありますが、一番は、「行動目標を立てること。」そして今日やったように「振り返りまでちゃんとすること」だと思います。
 
ここでこれからに向けてお話したいのは、この「行動の目標」を持ち続けてほしいということです。
この持ち続けるというのは、行動計画と目標を立て、振り返りまで行うというサイクルを定期的に回すということです。
目標は、あくまで目標なので、達成できないこともあります。私も、冬休みは立てた目標の半分くらいしか達成できませんでした。
特に行動目標は達成できたかできなかったかがすぐわかる分、達成できなかった場合は落ち込むこともあると思います。
でも、そこで諦めないでください。達成できなかったからと言って、その目標の意味がなくなるわけではありません。
勿論、100%目標達成できれば文句はないですが、50%でも、30%でも、1%でも、問題はないです。最も大事なのは、目標を基に行動を起こすことです。
 
例えば私の場合、簿記2級の資格を取るために、「問題を毎日解く」という行動目標を決めていました。
でもどうしても予定があったりして、毎日続けることは難しいです。
次の日になって「そういえば昨日は問題解くことできなかったなあ」と思いだしたりします。
しかし、そこでネガティブな方向にハマるのではなく、ポジティブに、気持ちを切り替えていくことが、私たちには、できます。
私の場合は「ここまで1週間連続で毎日問題を解くことができた。だから、また今日から毎日頑張ろう!」と明るく考えるようにしています。そして少しでも時間があれば、その時点で早速問題を解くという行動を起こすようにしています。
そんな感じで、この「簿記の問題を毎日解く」という目標は今は連続5日目です。
 
今の私の例は「毎日やり続ける」という行動目標なので、「何かを何回する!」といった行動目標はまた違う対応になるかもしれません。
でも一貫して伝えたいのは、「行動の目標」を持ち続けること。計画、目標を立てる、振り返るというサイクルを回すこと。
目標達成できたかばかりに気を取られず、それに向けて1%でも頑張った自分のことも誇らしく思ってください。
 
最後に、多分以前誰かがフェイスブックで紹介していましたが、今回の締めとしてちょうどよさそうな名言を再びシェアします。
 
”心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる”
 
みなさんがポジティブな心で目標を基に行動を起こし続け、またどこかで今よりもっとキラキラしたみなさんに会えるのを楽しみにしています。
もちろん、私も負けないよう頑張ります。ありがとうございました。

 

 

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「目標を持ち続けること」という意識自体はこの場にいた人たちはできているように感じました。

だから今思い返すと、話す内容としてそんな既にある意識でなく「その意識はどんなに優秀な人でも忘れることがあるから、忘れないように工夫してね!」ってことの方がよかったかもしれません。

 

人は忘れる、辛いことも楽しいことも、やりたいことも。
だからこそこうして、(ある程度)まとめた言葉ないし文字で遺すんだと思います。

文字に遺すこと。上のスピーチ原稿の文脈で言うと、目標、やりたいこと・やるべきこと、行動の計画など。加えて(この場合は)その時の考え方の経緯とか、気持ちなど。

 

とりあえず私は、やりたいことは気づいたときに

  1. 可能なら最初の手続き(連絡とか)を済ます
  2. 無理ならリマインダー(iPhoneのメモ)に書く
  3. Twitterないしブログに心境を綴る

などするようにしています。

しかし「メモするのも後でいいや…」となってしまい、結局忘れることがあります。
また、メモしたものを頻繁に見ることをしなかったりもします。


「後でじゃ絶対忘れる!人は忘れる生き物!人は忘れる生き物!!」
これを頭に叩き込んで生きていたいものです。