風邪の記録(2016)
下書きに残っていた風邪の記録があったので投下。この時から2年ほど経ちますがこの時よりひどい症状は出てません。
2016年7月4日(月曜日)
その週の月曜日、朝から咳と鼻水が際限なく出続け、本能的に(ヤバイ)と感じたため大学の授業を休んで帰宅。その日の夜は、熱は出るし咳は止まらないしで20年ちょい生きて記憶がある中で肉体的に一番苦しかったと思います。
何がつらいって、私は普段寝るのが趣味だと言ってるくらいなのに、眠ろうとするときの心地よさが息苦しさに置き換わっていること。
加えて、眠れないので起きていると体のだるさと喉を刺すようなの痛みと息をする度苦しさを常に意識せざるを得なくなりつらい。
よく漫画や小説で「こんなにつらいなら死んだほうがマシ」と感染症や負傷により身体的に苦しむ登場人物が言っています。それを見聞きする度その人達の気持ちへの納得はできましたが、実感がないのでいまいちよくわかりませんでした。
しかしこの時心底理解しました。
眠りたいのに眠れない、体も頭も痛い、だるい、つらい。絶望。
風邪程度で何を、と言われるかもしれないですが、風邪程度でもこれまで考えていたことすべてが絶望的になります。
悪夢のようだった7月の風邪。長引いたものの何となく治ってきてひと安心したのも束の間、数日後にはまた喉の痛み、鼻水。
以降10月まで、月一回以上のペースで風邪とみられる症状が出る「月刊風邪」状態でした。
夏休み・8月の1ヶ月間は実家を離れて田舎暮らしをしていたのですが、そんな時にも風邪を引きました。最初の風邪より体は元気でしたが、喉がガラガラできつい(確か発表の場を控えていたんだと思います)。仕方がないので、現地の耳鼻咽喉科になけなしの電車とタクシーを駆使して行きました。
こうして続いた風邪は、最初のそれより全体的な症状は少なめでしたが、喉が痛み咳がよく出ることがつらかったです。
龍角散のどすっきり飴の残り個数がその日の活動時間に関わる状況。
龍角散でないとダメだったので(喉の痛みが治まらない)、袋に入ったものをまとめ買いしました。
4回目風邪の治りかけにようやっと肺炎を疑って内科に行きましたが、問題はありませんでした。
この頃くらいで長きに渡った風邪の諸症状も治まりました。目にものもらいを発症したりもしましたが、こちらはもう慣れたものだったので気持ち的にダメージはありませんでした。土日に1日並んで眼科で目薬をもらい、暫く使ったら治りました。
今考えると大学3年生という、サークルや授業が佳境に入る上就活の準備も急かされるこの時期に、私にしてはよくやったなと思います。
その後燃え尽きていた気もしますが、またそれは別の話。
だんだん歳をとり実感しましたが、健康が損なわれると生きる気力がガクッと落ちます。それのどれほどきついことか。
恐ろしく月並みですが、健康には気をつけましょうね!