suimin-ing-days

一に睡眠、二に睡眠、三、四睡眠五睡眠

社会人になって

社会人になって10ヶ月が過ぎた。

しかししばらくは自社の研修(という名の待機期間)があったので、他社からお金を稼いでいるのは半年にも満たない。

新入り。システムエンジニア、SE。もしくはパソコン作業者。
とは言え想像上のパソコン作業者よりはプログラムを書いたりタグを打ったりはしている。新入りということを抜きにしても、目一杯残業しなければ終わらない仕事は無い。職場の雰囲気も多分悪くはない。通勤も大学に通っていた頃より楽だし早い。
1日が早い。朝かと思ったらもう昼、夜。やっと金曜日になったと思ったらすぐに月曜日。逆も然り。

 

職場からの帰り道、これから何十年先も毎日こんな生活が続くのかな、とふと思ってしまうときがある。
何が不満なんだろう。
もちろん、細かい不満や理不尽な仕組みに苛立つ点はある。事実、メールのやり取りが下手くそすぎる上司、毎月の規定出勤日数に関わらず決められた一定の稼働時間、余りにも質素な作業場はなんとかしてほしい。しかし「それも仕事だ」と言われてしまえばそれまでのものだ。

何か、まだやれるような気がするのだ。実際はやろうやろうと思っている勉強もろくに出来ていないのに。
もしかするとまだ新入りだから頼りにされる責任感とやってやろうという気持ち、その面白さがわからないだけなのかもしれない。
それとも、職場でもっと人間関係を濃密に築くことができればその人たちのために前向きに頑張れるのだろうか。
はたまた恋人や家族をつくったら仕事も家庭の基盤のためと割り切れるのだろうか。

自分でもよくわからないし、転職したからといってこの気持ちが消えるともわからないから会社を辞めるわけにもいかない。そもそも会社の辞め方がわからないし、わずかでも仕事があるのに辞めたら顰蹙を買うのではないかと怖い。まだ大した仕事もしてないのに。

 

とりあえず先を見据えてやりたいこと・やった方がいいであろうことはたくさんある。勉強もそのうちの一つだ。
しかし時間がない。これは私がだらけている時間が多いからだろうか。確かに意味もなくスマホをいじるのをやめた方がいいのは自明の理だ。
でも仕事以外の時間くらい一定量はだらけたいし、だらけているときに様々なことに想いを巡らせるのも大切な時間だ。何よりだらけるのをやめた私は、果たして私なのだろうか。そんな思いがある。

何となく思い出して昔使っていた落書き帳を引っ張り出した。ゲーム、オリジナル、様々なキャラクターのイラスト、独り言のような文字の羅列。空きページがあったので適当に好きなキャラクターの顔を描いてみた。中々うまくいかず、消したり描いたりを繰り返した。また絵を描くのもいいかもしれない。

 

このブログのアクセス解析をたまにアプリから見るのだが、何十日かに一度数件アクセスがある。少し嬉しい。もしかしたら誤タップで1秒と経たずページを離れたのかもしれないが。

この気持ちともつかない感じは進むも戻るも何か不安で、焦るけれど動けない。
この状態がいつか落ち着くときがあるのだろうか。それとももっと慌ただしくなって、そんなことを考える余裕もなくなってしまうのだろうか。