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基本情報試験に合格したのでまとめ

基本情報(基本情報技術者試験(FE))に合格しました。

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やった!YATTA!
社会人になって初めての資格取得なので勉強方法や時間など不安な点もありましたが、ひとまず合格できて安心。
せっかくなのでやったことなど書くよ!

此度の基本情報勉強のまとめはこんな感じ。

■基本情報(基本情報技術者試験(FE))とは?

国家資格「情報処理技術者試験」の情報処理技術者向け基本的位置づけ。かっちりとした概要は公式を見てくれ。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧

ITが絡む企業だと受験を推奨され、中には内定者研修で合格対策プログラムを組まれたり、受験料が会社負担になったり、合格すれば給料上乗せになったりする企業も。(私の会社は合格したら資格手当がポンと一回出るくらい。他の待遇は無いので羨ましい…)

あとIT系企業の就活面接において、話のタネとしてやたら出される。
IT系はセキュリティ面の問題もあって具体的な話が出来ないので、プログラムやらシステムとはなんぞやとを示す一つの指標になっている…のかもしれない。

少し前は「第二種情報処理技術者試験」という名前だったので「情報処理二種」などとと呼ぶ人もいる。

・そして忘れてはいけない試験概要(ざっくり)

※ざっくりなので公式の名称と異なる呼称もあります
試験日:年二回(春秋)
試験時間:午前・午後どちらも150分(途中退室可)
午前:基本問題・80問/午後:応用問題・13問中7問選択して解答(いずれもマークシート方式)
合格基準:午前午後ともに60/100点以上得点すること
配点:午前は一律100/問題数、午後は大問毎に公開・小問は非公開(IPAが合格率を一定にしたいがために受験者の正解率と照らし合わせて配点調整をしているという噂はありますが果たして……)
開催地:各地大学など 
申し込み時に大まかな受験地を選ぶことができます。具体的な場所は届いた受験票で判明します。

こちらも詳しくは公式に記載があったので
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:基本情報技術者試験

事前に調べるといいことあると思います。(不測の事態に陥らないためにも)
特に集合時間や遅刻の際のムーブは、当日焦らないために「把握する」という事実が大事です。

■具体的な基本情報の勉強方法

どうやってまとめようか少し迷ったんですが、
1.勉強期間と各時期毎にしていたこと2.[午前問題について]/[午後問題について]
を書きました。 

①勉強期間と各時期毎にしていたこと

・勉強期間:約3ヶ月間(7月中旬~10月中旬(試験日は10/21))

私は所謂IT企業に入社し、この期間は外部集合研修が終わり社内研修をしてました。社内なので外部研修ほどの忙しさ(毎日課題・テスト・発表の日々)はなかったです。

その中で、1日1時間は基本情報の試験勉強時間とされていました。8月頃までは1日それだけ、9月からは研修自体が暇になったのもあって試験勉強の時間を増やしていました。10月は半日ほどを勉強時間に使っていました。

……社会人にしては多い勉強時間じゃねえか!と何かを投げたくなる気持ちはわかります。現在の私もそんな気持ちだもんな…勉強はしたいが配分できる時間が無エ。

 

・それぞれの過ごし方(3ヶ月前/2ヶ月前/1ヶ月前)

ざっくり:とりあえず過去問を解く、休むときは勉強しない
殆どの筆記の資格試験は「解くこと」で合格すると言っても過言ではない…と思う。過去問は試験を実施してるIPAの公式にPDFがあります。買わなくていいのがすごい!ありがたい!最初のほうは知識定着のために午前問題だけ解いて、徐々に午後問題を解く配分を増やしました。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

この期間を振り返ると、結果として休日は試験勉強を殆どしていませんでした。まあ私がそもそも自宅だと勉強しないタイプなのもあるんですが…ずっと試験のことを考えてしまうことになるのは癪だったので休日は思い切りぐうたらしてました。


【試験3ヶ月前】午前問題のみ解きながら、基礎的な用語や計算を覚えていく

会社で午前問題を1日15問くらいずつ解き、わからなかった用語は調べる、という勉強でした。正直このときやる気があまり無かったので、こなしていただけだったかなあ…。
専門用語の問題がてんでわからなかったため調べることに時間がかかっていたのですが、そういう面ではこの時期時間的余裕を持っていてよかったですね。
また、あまりにも分からない用語はとりあえず

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典でざっくりと把握してました。


【試験2ヶ月前】午後問題を解き始める。午前問題もぼちぼち。

労力の配分としては午前:午後=7:3くらい。
午後問題、まじで解けなくて焦る。
しかし後から考えると、解けなくても量や傾向を把握する気持ちで臨むのはアリです。
それは単純に、解けなくても解説を読んで解き方や知識をつけることもあるし、午後問題の特徴である「13問中7問選択」を早いとこ見極める意味もあります。
あと難しくても試験なので、問題(文)に対する解答の傾向ってあるんですよね。例えば、際どい選択肢がある時に正答を選ぶ基準とか、選択肢中に明らかに前提から違う選択肢が紛れ込むんですが、そのパターンとか。その辺は1週間前にガーッとやってもなかなか染み込まないだろうなと思います。午後問題は解く問題を選べますが、この頃は言語選択問題(Java表計算を解いてました)以外は全部解いてました。

そして午前問題は解けば解くほど点が上がって楽しくなってきた(当然頭打ちはありますが)ので、続けて解いてました。
この頃から「午前問題一問一答形式だしスマホでポチポチやればいいな!?」と気づいたので通勤時間を使ってスマホから基本情報技術者試験ドットコムにアクセスしポチポチやってました。
基本情報受験ときたらドットコムと言っていいほどのUIと情報量。調べてみると他の試験対策サイトもあるみたいで、いやはや人の厚意と熱量はすごいなと感じます。

 

【試験1ヶ月前】午後問題を時間を計って解く。午前問題も相変わらず解く。

試験2週間くらい前になるとさすがに焦りが高まってきたので、午後問題の参考書をアマゾンで注文し、退勤後にカフェで勉強してから帰宅するようにしました。
私の場合、自宅だとどうしてもベッドにダイブ→熟睡のコンボを決めてしまうので外でないとまず勉強できないんですよね。一回まっすぐ帰宅し、机に向かい、参考書を開き「これはいけるんじゃね?」と思ったんですが……20分後にはうつらうつらしていました。

せっせと就労後にベローチェに通う毎日。ふちねこキャンペーン(レシートを所定の枚数集めるとふちねこフィギュアがもらえる)中で所定の枚数のレシートも溜まってましたが、店員に言い出せないうちに終了したのもいい思い出。
一回どうしてもドトールミラノサンドが食べたくなりドトールに行きましたが、営業終了時間が早めの店舗だったので食べるだけ食べて帰宅したこともありました。
とは言えあまり遅くまで外にいるのもなあと思い、長くて2時間だったかと。
そんな甲斐もあって、試験当日の3日前とかにようやく午後問題が満足に解けるようになりました。よかった…満足に解けるようになって気づいたけど、午後問題は回によって難易度に差があり過ぎではないか? 午後問題の取捨選択もしたかったのですが、このような理由でどうにも絞り切れず。
午前問題も引き続きスマホからポチポチやってました。基本情報技術者ドットコム中の、分野や出題回を絞り込んで過去問が解ける「過去問道場」を利用していました。

 

②【午前問題について】/【午後問題について】

【午前問題について】

・取り組み方とか

午前問題はとにかく過去問をこなすことを優先していました。パターン、というより「問題そのもの」を覚えてしまうのが早いと思ったからです。

なぜなら、基本情報*1の問題的な特徴として、午前問題は過去の問題が多く出題されることがあるんです。
しかもこれは問題文や選択肢までそっくりそのまま、同じ。それでもって技術の移り変わりも早い情報系ということで、あまり古い問題は出題されません。
つまり近年の過去問を覚え、意味がわからくても正答するというやり方ができる!
なんだかズルをしているようにも思えますが、そういう仕様だし、マークシート方式の筆記試験なので……うん。
ここでフルに頭を使わない分、脳のリソースを苦手分野や午後問題に充てることができると考えればいいかなと。

 ・分野について

午前問題は分野が3つに分かれています。テクノロジ、マネジメント、ストラテジ。問題数割合はざっくりと6:3:2で近年変動無し。
3つの分野はどれも「知らないと解けない」問題がしばしばありますが、その中で特に専門知識が必要なのはテクノロジ分野でしょう。情報系に馴染みの無い人が得点し難い分野なのでは。まあ私がそうだったんですけど…。最初は知らない用語ばかりで焦りましたが、最終的に覚えてきます。
テクノロジ分野は知識が午後問題にも活かせるので、特に苦手がない人でも取り組むといいと思います。
知人では「図を見て何がどうなっているかをイメージで知りたいし、体系的に覚えたいんだ!」という人もいました。そういう人はイラスト付きで解説されているテキストを買ってました。

 私も本屋でパラ見しましたが、わかりやすそうでアリだと思います。この手の解説テキストはやや分厚くなりがちなため、タブレット端末を持っているなら電子のKindle版でもいいかもですね(スマホだと画面幅が足りなくて見づらそう)。

 結果として、分野ごとの得点はこんな感じでした。

テクノロジ系の序盤で見たことのない問題が多く焦りましたが、まさに前日「完全に解いてない回の午前問題を一通り解いてみよう」と思い付きで解いていた問題が出てきました。

 

【午後問題について】
午後問題について色々思い返しつつ書こうとしたんですが私から言えることはあまりなかった。

午後問題は選択問題ですが、最終的な私の試験問題の選択はこんな感じ。

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選択に関しては大問題間の難易度に差があるので、当日問題を見ないと何とも言えないと判断しました。

過去問では例年低難易度・SQLの基本を知っていれば安牌だったデータベース問題に「一歩進んで知らないと解けない小問」が2問ほど紛れ込んできたこと、そしてそれに臨機応変に対応し他の大問(未選択のものに低難易度のものがあったらしい...)を選択することができなかったのが印象に残っています。
あとはソフトウェア開発の選択はJavaより表計算の方が伸びただろうなあと思います。理由は時間が思ったよりあったからで、表計算は関数の意味が巻末に全部記載があるので、それに沿って丁寧に引数(内かっこ)の中が指しているセルの情報と順番があれば順番も見て追っていけばマクロ問題以外は解けるためです。


午後問題の特徴に上記の ①13問中7問を選んで回答する選択形式②問題・資料の文量がそこそこあるので油断すると時間がないことが挙げられます。
についてですが、その内訳として問1のセキュリティと問8アルゴリズムは必須、各分野問題の問2〜7で4問、言語系問題の問9〜11で1問選択します。
そんな中での状況、ややこしい問題をいかに捌いて「60/100点を超えるか」というのが難しい。

少し悩んでググると、「時間対正答率をもとに最適な問題を選ぶ」という方も発見。私が見つけた時点で時間がなかったので取り入れることはしませんでしたが。

qiita.com

 

私も一応選択問題のうち必須のもの・そしてかつ配点が高いもの(「データ構造及びアルゴリズム」と「ソフトウェア開発(Javaとか)」の問題です)を満点取れてしまえば合格の角度を上げられる!とは思いました。
しかし、私はこれらの問題こそ解けませんでした。特にJavaに関しては入社時の研修で一通り学びましたが、問題中の処理について「言いたいことはわかるが、なぜこうなるのかわからん」状態。

という訳で過去問を集中して全体的に解こう、と思い過去問題集+解説の本を購入。
過去問は公式サイトで入手できるものの、解説がなかった(有志サイトやYouTubeにも個別解説はちょこちょこありますが)ため古本の過去問集をAmazonで購入。平成30年受験の28-29年版購入でしたが、これより以前の版だとかなり価格が下がっていました。
ちなみに「よく出る問題集」という題ですが中身は過去問です。見た限り改変もないです。アルゴリズム問題は8問、他は4~5問。ソフトウェア開発の問題は未収録です。単純に過去●分という訳では無く飛ばしている回もある。
アルゴリズム問題が多めに収録されているのはありがたいですね。問題に使用できるようなアルゴリズムの処理というといくつかのパターンに収まるので、8問解けばこの内いずれかと似たパターンの問題が出るだろうと安心できます。

平成28-29年度 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 (情報処理技術者試験)

平成28-29年度 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 (情報処理技術者試験)

 

 




■「勉強」するまでの取り組み方を考えたい

何だかんだ言って試験勉強は大方やることは大体決まってくるので、あとは当人が必要なだけやれたらいいのです。

が、それができないのが人間。私も現在進行形で悩んでいるし、一生悩んでいるかもしれない。
今回うまく勉強に取り組めたのはうまくエンジンが数発でかかってくれて、かつ持続できたからです。じゃあその原因はと考えると、「半強制的に申し込み、受験料と教材費で自腹を切ったし受かればお金がもらえる」、「同期もやる気のある状態で臨んでいて、対抗心があった」、「業務時間中勉強したのに落ちては恥ずかしい」、「仕事がないので精神的余裕があった」などだいぶ外部環境に影響されているとわかります。
うまく内なる動力で動ければ一番いいんですが...しかしよく「元来やる気なんてものは存在せず、動き始めることによって気分が乗ってくる」とも言いますね。
では原因で最後に挙げた「精神的余裕」(と時間的余裕)が大きくなってくるのかなあ…これらの余裕があれば動け動け、えいやえいやと策を複数講じてエンジンを何度も鳴らすことができますが、余裕がないとこれは難しい。というか一度もできないことの方が多い。
余裕。バッファ。この辺はまた改めて考えたい。

 

■おわりに

そういえば今回の件基本情報試験は、独学で合格した資格試験としてほぼ初のものでした。
簿記3級・2級のときは予備校の資格取得専門コースをがっつり受講したし、遥か昔受けた英検5級は小学生の頃英語スクールでクリスマスに勉強してた記憶。準2級は独学でしたが、レベルが高校中級程度で高校生の頃に受けたので独学した感は無かったです。

また新たにIT系の資格を取ろうと検討中ではありますが、前述の通り余裕があまりないし、でもプライベートで人と会ったり様々なことを経験したりすることはやめたくないし...という。どうしましょうかね。

*1:他の情報処理技術者試験もそうかもしれない。